「自社アセットは“調査データ”が最短解。累計1,000件の問い合わせを生んだインバウンド戦略」グローバル展開を見据えるAIプロダクト開発企業

コーレ株式会社様

コーレ株式会社

コーレ株式会社は、グローバル展開のAIプロダクトを開発している会社です。また、国内の企業にはAIを活用して業務効率化や新規事業開発、ブランド戦略の強化を実現できるよう支援しています。単にAIを導入するだけでなく、新規事業の企画・運営を支援するなど、実務に直結するサポートを提供しています。

今回は、調査リリース導入の決め手や導入後の変化について、代表取締役である奥脇さんにお話を伺いました。

導入の背景

ーー導入前に感じていた課題や、それまでに取り組まれてきたブランディング施策について教えてください。

奥脇さん:
当時は”ブランディング強化”が課題でした。
その中で、これまでは主にオフラインの施策に力を入れていました。たとえば渋谷スクランブル交差点のビジョン広告や、駅構内の看板広告、展示会やカンファレンスのスポンサーなど、ベンチャー企業としてはかなり積極的にリアルの場に投資していました。

ーーオフライン施策に特に力を入れてきたとのことですが、そこに力を入れていた理由を伺えますか?

奥脇さん:
IT系のベンチャー企業がオフライン広告を出すこと自体が珍しく、キャッチーな施策で人目を引くことを狙っていました。また、看板やビジョンのような実物として”残る”施策は、印象に残るインパクトを作れるため、話題にもなりやすく、二次利用もしやすいという点も魅力でしたね。
資金的にも余裕があったので、そういった”残る”施策にチャレンジしてきました。

ーーこれまでオフライン施策やキャッチーな打ち出しを重視されていたとのことですが、今回オンライン施策である調査リリースを取り入れたのはなぜですか?

奥脇さん:
大きかったのは、”手堅い施策をやりたい”という想いです。AIベンチャーの中には技術力を前面に出す会社も多いと思いますが、弊社は新規事業やビジネス面の動きもかなりやってきた会社なんです。だからこそ、技術寄りでもなく、広告のような派手さだけでもない、”ビジネスとAIの間”にあるような堅実な打ち出し方を探していたんです。

その点、調査リリースはデータを根拠に発信できるので、コンサルティング的なアプローチにも近く、自分たちが目指すトーンとも相性が良かったと感じました。これまでの看板広告やビジョン広告は”楽しい施策”で話題づくりには向いていましたが、もっと長期的な信頼感や説得力のある打ち出しも必要だと感じていまして。調査データはWeb上にも残りますし、メディア露出にもつながりやすいので、新たなブランディング手法として取り入れる価値があると考えました。

ーー調査リリース以外にも、検討していたブランディング施策はありましたか?

奥脇さん:
SNSやウェビナーといった他の手法も検討はしたものの、最初から「まずは調査でアセットをつくる」と決めていました。というのも、SNSでもウェビナーでも、基となる自社アセットがないと内容が薄くなってしまいます。これまではクライアントワークが中心で、「自社でこういう取り組みをしました」と打ち出せるものが少なく、事例紹介などの発信のたびに許可を取る必要があったりと動きづらさもありまして。薄い内容のウェビナーを開催しても意味がないので、まずは自社で使える”生のアセット”をしっかり積み上げることが大事だと考えました。

そのうえで「手堅く、後々いろいろな施策に展開できるもの」を考えたとき、調査リリースが最も適していると感じました。なので、最初から”これはやるぞ”と第1候補として進めていました。

導入の決め手

ーー弊社を選んだ決め手や魅力に感じたポイントはありましたか?

奥脇さん:
比較検討はほとんどせずに、貴社の調査リリースの実施を決めました。営業していただいた杉本さん(現PRIZMAの代表)の対応が印象的で、すぐに連絡を取り、そのまま進める形となりました。費用面や、データもまるっと二次利用ができる点なども魅力でしたが、何よりスピード感やスムーズさが大きかったですね。

弊社では、施策を決める際にかなりスピード感を重視しています。そうした中で、「来月やりたい」という要望に対応していただいたり、こちらが追加で質問や希望を出すと、全体構成の提案をしてもらえたりして、より良いデータ取得につながるようなアドバイスもいただけました。
それがすごく、ストレスなくスムーズだったなっていう印象があります。提案内容の精度やデータのクオリティも高く、安心して進められました。

ーー他の施策もあった中で、調査リリースにどういった点を期待していましたか?

奥脇さん:
1番はリード獲得です。現在もそうですが、専任の営業担当がいないこともあって、お問い合わせをベースに商談を進められる体制をつくりたいと考えていました。
また、以前営業担当がいた時には、調査データを活用して営業トークの精度を上げることも目指していましたね。

こうした点で、プレスリリースや資料化、二次利用できるコンテンツなどを通じて、情報発信とリード獲得を両立できることに期待していた形です。

ーー営業的なポイントとしては、インバウンドセールスで進めたいという意図だと思うのですが、御社ではアウトバウンドセールスはほぼ行っていない形でしょうか?

奥脇さん:
そうですね。以前はアウトバウンドも行っていましたが、直近ではほぼインバウンドで対応しています。既存のお客様の紹介や、お問い合わせいただいたものに対応するスタイルです。今はBtoCを中心にプロダクトで勝負しているため、プレスリリース経由でいただいたお問い合わせ内容を精査してからアプローチできるので、効率よく営業を進められています。

導入後の変化・成果

ーー調査リリース導入後の反響や成果について教えてください。

奥脇さん:
約1年間で、累計1,000件ほどの問い合わせがありましたし、その中から実際に成約につながったクライアントもいらっしゃいますね。

ーー1,000件のお問い合わせは今までの支援させていただいた企業の中でもトップの反響数なのですが、他のWeb施策でもご活用いただいての結果でしょうか?

奥脇さん:
メールDMなどは含まないで、プレスリリース配信を行った経路で得られた反響のみの件数ですね。

ーーリード獲得以外で、今回の調査リリースを通じて感じられた成果や気づきはありましたか?

奥脇さん:
リードが多く取れたことで、営業戦略の重要性に改めて気づきました。
調査リリースを発信したことでかなり多くのお問い合わせをいただきましたが、1年前はAIに関する情報や活用方法がまだ広まっておらず、AIの使い方に関する相談のような問い合わせも多く寄せられていました。ただそれだとどうしても無料セミナーのような打ち合わせになり、成約につながらない結果に終わってしまうこともありました。

こうした状況もあり、社内で話し合いのうえ、BtoB営業やコンサル的な対応に頼るのではなく、プロダクトそのものの魅力で勝負する方針に切り替えました。これはリードがこれだけ沢山とれたからこそ、この気づきがうまれたと思っています。

結果として、今回の施策は販売戦略や事業戦略の基盤となり、戦略を決める際の社内での議論もスムーズになり、事業戦略に役立つ成果を得られました。

ーーありがとうございます。リード獲得や事業戦略の決定にもつながった調査リリースの施策だったということですが、特に反響が大きかった配信テーマや時期はありますか?

奥脇さん:
「”AIでいいや”が8割超!『2025年最新・企業の生成AI利用実態』から見る企業の人員削減の意向とは?」(実際のプレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000037237.html)は特に反響が大きかったです。ZIP!やABEMAヒルズなどのメディアにも取り上げられ、専門家として意見を求められる機会もありましたね。

また、シャドーAIに関するテーマも大きな反響がありました。(実際のプレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000037237.html)当時は「シャドーAI」という言葉自体が世間ではもちろん、業界でもそこまで使われていなかったため、先行して資料を発信したことで、業界内で「信頼できる良質な資料を出す会社」として認識されるようになりました。

初回のリリースから業界の方からの反響が良く、次回以降の調査リリースでも「また良い資料を出してくれる」と期待されるなど、業界内で自然と注目されるようになったと感じました。さらに、資料が業界内でデータを引用されていると聞くこともあり、その影響力をより実感しました。

ーー導入によるブランディングや二次利用のしやすさはいかがでしたか?

奥脇さん:
堅実なブランディングの目的はしっかり達成できたと思っています。二次利用もしやすく、営業資料としてもとても使いやすかったです。過去のプレスリリースと比べても、反響の大きさは明らかに違いましたね。

BtoB向けでは、営業担当者のトークに活用したり、資料ダウンロードページへの誘導に役立てたりしています。特に効果的だったのは、シャドーAIに関するデータですかね。5,001人以上の企業のうち約15%がAIツールに機密情報を入力しているという結果をグラフ化して示すことで、「対策が必要だ」という説得力のあるトークに活用できました。

このデータは、営業資料として非常に使いやすく、資料を投影しながら説明を補足するだけで、相手側から自然に質問や関心が生まれるため、無理に話を展開する必要がなく、商談をスムーズに進めやすかったです。結果として、トークの説得力と商談効率が同時に高まり、営業活動における二次利用として有効であると感じました。

今後の展望

ーー調査リリースをどのようにクライアントへの提案やアセット構築に役立てていきたいですか?

奥脇さん:
弊社として現在は、BtoB向けの定期発信はあまり行っていませんが、クライアントには積極的にプッシュしていますよ。

具体的には、実績やAIO(AI Overviews)の情報を中心に、「これをやらないと損ですよ」という形でプッシュしています。
通常の事業会社がマーケティング力を高めたい場合、人材やノウハウの話だけでは特徴を出しにくいことも多いと思います。そこで、独自データを活用することが大きな強みになり、短期間でアセットを作れる点が重要です。調査リリースは、このアセット構築を最短で実現する手段の1つだと考えています。

ーー御社の今後の展望や注力したい分野について教えていただけますか?

奥脇さん:
グローバルBtoC市場に注力していきます。市場規模が非常に大きいため、ここを狙っています。また、現在開発しているデスクトップ常駐型のAIツール※1も注力している1つです。通常、AIを使う際はコピーして貼り付け、出力を待つ、また画面を切り替えるといった手間がありますが、このツールは画面上の複雑な資料や図もそのまま解析でき、瞬時に内容を把握できます。

※1デスクトップ常駐型のAIツールについて
IrukaDark
IrukaDarkは、PC上の文章や画像、コード、図表などあらゆる情報を、選択してショートカットキーを押すだけで瞬時に解説してくれるデスクトップAIアシスタントです。別のブラウザやアプリに切り替える必要がなく、その場で内容を理解できるため、プログラミングやデータ分析、学習、調査、ドキュメント作成など幅広い作業を効率化します。
また、コピーしたテキストは自動で履歴として保存され、よく使うフレーズやコードはスニペットとして登録可能です。さらに、自然言語で指示するとAIが適切なターミナルコマンドを生成し、安全に実行できるため、複雑な操作も簡単かつ効率的に行えます。

サービスの詳細はこちら:https://irukadark.com/

このように、作業効率を向上させるサービスはレッドオーシャンかもしれませんが、ユーザーが直面する「目に見えにくい不便さ」を解決できる点が強みです。今後はよりグローバル市場も見据えて、積極的に展開していきたいです。

コーレ株式会社

事業内容:

グローバル展開のAIプロダクトの開発、業務効率化や新規事業開発、戦略の強化のサポート

設立:

2017年5月

PRIZMAご利用頻度:

5本

導入時期:

2024年10月

ご担当者様:

代表取締役

奥脇 真人様

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